センティナリーの2017
父:キズナ 母の父:フレンチデピュティ 鹿毛 2017年2月2日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
1口出資額:175,000円
シャープな動き、際立つ存在感。喝采を浴び、至福の時へ誘う
父 SIRE キズナ
競走成績:14戦7勝(海外1勝)
日本ダービー(G1)、産経大阪杯(G2)、京都新聞杯(G2)、ニエル賞(仏G2)、毎日杯(G3)
現1歳が初産駒となる注目のニューフェイス。ディープインパクトが送った世代のトップホースです。英ダービー馬を退けたニエル賞に続き、凱旋門賞でも4着に健闘し、世界レベルのポテンシャルを示しました。サンデーサイレンスの直仔かと思える精悍な容姿。父譲りのバネや柔軟性とともに、雄大な馬格に恵まれ、パワーも兼ね備えています。成功の確率は高いでしょう。
種牡馬成績
2016年より供用
2018年の1歳馬が初年度産駒
©上田美貴子
マカヒキ
母の父 BROODMARE SIRE フレンチデピュティ
競走成績:6戦4勝
ジェロームH(米G2)
クロフネを皮切りに、日本競馬に多彩な花を咲かせたフレンチデピュティ。ダート1200mから芝3200mまで、産駒は幅広い路線で頂点を極めました。母の父としても信頼度は高く、続々とG1ウイナーが誕生。父の良さをフルに引き出し、2015年以降、ブルードメアサイアーリーディングの2位を堅持しています。
母の父代表馬
- ●ショウナンパンドラ(父ディープインパクト):ジャパンC(G1)、秋華賞(G1)、オールカマー(G2)
- ●マカヒキ(父ディープインパクト):日本ダービー(G1)、弥生賞(G2)、ニエル賞(仏G2)、皐月賞(G1)2着
- ●ゴールドドリーム(父ゴールドアリュール):フェブラリーS(G1)、チャンピオンズC(G1)、帝王賞(Jpn1)、かしわ記念(Jpn1)
- ●レインボーライン(父ステイゴールド):天皇賞(春)(G1)、阪神大賞典(G2)、菊花賞(G1)2着
Point - 特徴と適性
本年のセレクトセールで購買した注目の新種牡馬・キズナ産駒の登場です。毛色こそ違えど、父の雰囲気が色濃く表れており、均整の取れた品の良い立ち姿が目に付きます。ビロードのような繊細で光沢のある薄い皮膚を持ち、代謝の良さが伝わってくる1頭です。柔軟性に富み、各関節の可動域が広く、粘りのある滑らかで機敏な歩様を見ても父の長所を受け継いでいることが容易に想像でき、父のように新緑のターフを一直線に駆け上がる姿が目に浮かんできます。本馬は血統面の強調点も多く、母の兄には、天皇賞馬アドマイヤジュピタがおり、他にも活躍馬が続々誕生し、現在も枝葉を広げ続けている一族です。父系と母の父の組み合わせでは、マカヒキ、ショウナンパンドラなど、G1級の活躍馬が続々と誕生しており、相性の良さも見逃せません。新馬勝ちを果たした母からは本馬のみならず、半弟(父スピルバーグ)も同セールで高額で落札されているだけに、本馬の活躍も相まって、さらに繁殖牝馬としての地位が高まることでしょう。