ジンジャーパンチの2018
父:キングカメハメハ 母の父:Awesome Again 栗毛 2018年3月4日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
- ■栗東・矢作芳人厩舎予定
1口出資額:66,000円
偉大な父に捧げる活躍を。新たな伝説の継承者となれ
父 SIRE キングカメハメハ
競走成績:8戦7勝
日本ダービー(G1)、NHKマイルC(G1)、神戸新聞杯(G2)、毎日杯(G3)
2年連続してチャンピオンサイアーに輝き、ディープインパクトの登場後も安定して2位の座をキープしたキングカメハメハ。JRAの通算勝利数は歴代3位に達しました。幅広いカテゴリーをカバーする万能タイプ。大舞台での強さも断然です。本年急逝いたしましたが、これからベールを脱ぐ産駒のなかからも、さらに父の名を高める逸材が登場するでしょう。
種牡馬成績
2005年より供用
2010・11年の総合&JRA、2008・09年の総合&JRA2歳リーディングサイアー
©上田美貴子
代表産駒
- ●レイデオロ:日本ダービー(G1)、天皇賞(秋)(G1)、オールカマー(G2)、神戸新聞杯(G2)
- ●ロードカナロア:安田記念(G1)、スプリンターズS(G1)2回、高松宮記念(G1)、香港スプリント(香G1)
- ●アパパネ:桜花賞(G1)、オークス(G1)、秋華賞(G1)
- ●ホッコータルマエ:チャンピオンズC(G1)、東京大賞典(G1)、JBCクラシック(Jpn1)、帝王賞(Jpn1)2回、川崎記念(Jpn1)3回、かしわ記念(Jpn1)
母の父 BROODMARE SIRE Awesome Again
競走成績:12戦9勝
BCクラシック(米G1)、ホイットニーH(米G1)、サラトガBCH(北米G2)、スティーヴンフォスターH(米G2)
史上最高の豪華メンバーが集ったBCクラシックを制したオーサムアゲイン。デピュティミニスターの代表的な後継であり、半弟にマッチョウノがいる活力にあふれた血統背景だけに、種牡馬としても多数のG1ウィナーを輩出しました。日本ではローマンレジェンドやルージュバックの母の父として存在感を示しています。
母の父代表馬
- ●ローマンレジェンド(父スペシャルウィーク):東京大賞典(G1)、エルムS(G3)2 回、みやこS(G3)
- ●ルージュバック(父マンハッタンカフェ):オールカマー(G2)、毎日王冠(G2)、エプソムC(G3)、きさらぎ賞(G3)、オークス(G1)2着
- ●ミラクルレジェンド(父フジキセキ):エンプレス杯(Jpn2)、マリーンC(Jpn3)、クイーン賞(Jpn3)、JBC レディスクラシック(L)2回
Point - 特徴と適性
日本を代表するトップバイヤーもセリに加わり、瞬く間に金額が競り上がった結果、1歳馬で第2位となる金額での落札となりました。全身には柔軟で良質な、程よい量の筋肉を纏い、適正な角度の繋ぎや肩の傾斜など、どの部分に焦点を当てても非の打ちどころがありません。G1級の活躍を見せた半姉ルージュバックに注目が集まりますが、本馬の1つ上の半兄ポタジェ(父ディープインパクト)もデビュー前から評判を集めており、さらに母系の活気が増してくることでしょう。サンデーサイレンス(SS)を持たない配合に不安を抱くかもしれませんが、ロードカナロア、ルーラーシップ、レイデオロ、アパパネといった代表産駒らもSSの血を持たないだけに、引退後の付加価値を踏まえると、むしろそれが大きな武器となるはずです。父と同様に芝のマイル〜中距離戦線で王道を突き進んでくれることでしょう。突然、この世を去った偉大な父の功績を高めるべく、競走馬としての活躍に加え、次代にその血脈をつなぐ重大な役目も本馬に課された必然の使命と言えます。