アーマインの2018
父:ハーツクライ 母の父:Exchange Rate 黒鹿毛 2018年3月27日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
- ■美浦・大竹正博厩舎予定
1口出資額:95,000円
歓声とともに雄叫びを上げ、勇猛果敢に迎える敵を蹴散らせ
父 SIRE ハーツクライ
競走成績:19戦5勝(海外1勝)
有馬記念(G1)、ドバイシーマクラシック(首G1)、京都新聞杯(G2)、日本ダービー(G1)2着、ジャパンC(G1)2着
有馬記念やドバイシーマクラシックを制したハーツクライ。古馬になって完成された自身と同様、産駒は成長力に富むのが特長です。父サンデーサイレンスの卓越した身体能力を継承するとともに、母が重賞を2勝した活力ある血筋だけに、大舞台で強さを発揮。アーニングインデックの高さは目を見張るものがあり、6年連続してリーディングの5位以内を維持しています。
種牡馬成績
2007年より供用
5年連続のJRA年間100勝
©上田美貴子
代表産駒
- ●シュヴァルグラン:ジャパンC(G1)、阪神大賞典(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)
- ●ジャスタウェイ:天皇賞(秋)(G1)、安田記念(G1)、ドバイデューティフリー(首G1)、中山記念(G2)、アーリントンC(G3)
- ●リスグラシュー:宝塚記念(G1)、エリザベス女王杯(G1)、東京新聞杯(G3)、アルテミスS(G3)
- ●スワーヴリチャード:大阪杯(G1)、金鯱賞(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)
母の父 BROODMARE SIRE Exchange Rate
競走成績:15戦6勝
トムフールH(北米G2)、チャーチルダウンズH(米G2)3着、フランクEキルローマイル(北米G2)3着
競走時代の重賞勝ちは北米G2・トムフールHのみながら、父ダンジグ譲りのスピードを産駒に伝えるイクスチェンジレイト。北米に多数のトップクラスを送り出すとともに、レックレスアバンダンによる英仏のG1制覇を成し遂げました。日本ではエイシンゴージャスらが活躍。ソールインパクトの母の父としても有名です。
母の父代表馬
- ●ソールインパクト(父ディープインパクト):アルゼンチン共和国杯(G2)2着、目黒記念(G2)3着、ダイヤモンドS(G3)3着、七夕賞(G3)3着、東スポ杯2歳S(G3)3着
- ●サトノオンリーワン(父ディープインパクト):奥の細道特別
Point - 特徴と適性
母は米国のG1ホースであり、産駒はコンスタントに勝利を挙げていますが、母の実績からすればやや物足りないようにも感じてしまうかもしれませんが、本馬のデキの良さを目の当たりにすると、「この母にはハーツクライが合うのではないか」という思いが芽生えてきます。父はSeattle Slewの血を有する牝馬と相性がよく、決して多くはないサンプルから、スワーヴリチャード、アドマイヤラクティ、カレンミロティックといった活躍馬が誕生しており、配合も大きなアピールポイントと言えるでしょう。本馬は柔軟性と力強さを併せ持っており、瞬発力比べや持久力勝負になっても対応できそうな適応性に加え、父譲りの気の強さが勝負根性として発揮され、接戦にも強い、そんな総合力の高い競走馬に育ってくれそうです。イメージ通りに芝の中距離での活躍を見込んでいます。母は高齢の域に達しましたが、本馬が晩年の傑作と呼ばれるような、母の評価を変える活躍を期待しており、一線級に育っても何ら驚けません。