キョウエイカプリスの2018
父:サウスヴィグラス 母の父:ゴールドアリュール 鹿毛 2018年3月8日生 牝
- ■生産地:日高
- ■生産者:モリナガファーム
- ■育成先:愛知ステーブル
- ■美浦・石栗龍彦厩舎予定
1口出資額:40,000円
照準は砂の女王の座。狙いを定めて突き進め
父 SIRE サウスヴィグラス
競走成績:33戦16勝
JBCスプリント(G1)、根岸S(G3)2回、北海道スプリントC(G3)2回、クラスターC(G3)、かきつばた記念(G3)、黒船賞(G3)
スピード豊かなエンドスウィープの血を日本に定着させたサウスヴィグラス。昨年は5度目の地方リーディングサイアーに輝きました。JRAでもダート路線に強豪を量産。産駒は仕上がりが早い一方、7歳の引退レース(JBCスプリント)で頂点を極めた自身の競走生活と同様、息長く活躍するのも特長です。ラストクロップとなる現1歳からも大物が登場するでしょう。
種牡馬成績
2007年に産駒がデビュー
2012年、2015〜2018年NARリーディングサイアー
©(有)ホースバンク
代表産駒
- ●ヒガシウィルウィン:ジャパンDダービー(Jpn1)、浦和記念(Jpn2)2着
- ●ラブミーチャン:全日本2 歳優駿(Jpn1)、東京盃(Jpn2)、兵庫ジュニアGP(Jpn2)、東京スプリント競走(Jpn3)、クラスターC(Jpn3)
- ●コーリンベリー:JBCスプリント(Jpn1)、東京スプリント(Jpn3)、かきつばた記念(Jpn3)
- ●ナムラタイタン:武蔵野S(G3)、東海S(G2)2着、平安S(G3)3着、プロキオンS(G3)3着
- ●タイニーダンサー:関東オークス(Jpn2)、北海道2歳優駿(Jpn3)
母の父 BROODMARE SIRE ゴールドアリュール
競走成績:16戦8勝
フェブラリーS(G1)、東京大賞典(G1)、ダービー GP(G1)、ジャパンDダービー(G1)、アンタレスS(G3)
サンデーサイレンスの後継にあって、ダートでG1を勝ち取ったのはゴールドアリュールのみです。パワーあふれる個性をストレートに伝え、JRAのダート戦に限れば、8年連続してサイアーリーディングの2位以内を堅持。確実性が高く、大成も期待できる血筋だけに、母の父としても右肩上がりに成績を上げています。
母の父代表馬
- ●オメガパフューム(父スウェプトオーヴァーボード):東京大賞典(G1)、帝王賞(Jpn1)、シリウスS(G3)、JBCクラシック(Jpn1)2着、ジャパンDダービー(Jpn1)2着、平安S(G3)3着
- ●ツーエムマイスター(父メイショウボーラー):仲秋S、STV賞
- ●ハービンマオ(父ハービンジャー):関東オークス(Jpn2)
- ●ドリュウ(父タイムパラドックス):大島特別
Point - 特徴と適性
驚異的な勝ち上がり率を誇り、数々の活躍馬を送り出した父サウスヴィグラスは昨年この世を去っており、この世代が父の残した最後の産駒となります。母系にはアジュディケーティング、ゴールドアリュールといったダートで一時代を築いた種牡馬が名を連ねており、目指すは砂の女王の称号です。ダート向きの種牡馬だけに、父の産駒は牡馬に活躍馬が多い印象を受けるかもしれませんが、イメージ以上に牝馬の活躍馬も多く送り込んでいます。ラブミーチャン、コーリンベリー、トーホウドルチェなど、卓越したスピードとパワーを武器に息の長い活躍を見せました。現役ではスズカグラーテが堅実に走って1億円を超える賞金を稼ぎ出しています。本馬も肩周りやトモに鎧を纏っているかのような筋肉が備わっており、高性能なエンジンが搭載されている印象です。前出の活躍馬たちに肩を並べたとしても決して驚けませんし、天国の父に捧げる活躍を期待しています。