カトマンブルーの2021
父:キタサンブラック 母の父:Bluegrass Cat 青鹿毛 2021年4月28日生 牝
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
- ■栗東・吉岡辰弥厩舎予定
1口価格:80,000円
美しき漆黒の女王。高らかに響け歓喜の唄

父 SIRE キタサンブラック
競走成績:20戦12勝
ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、菊花賞(G1)、天皇賞(秋)(G1)、天皇賞(春)(G1)2回、大阪杯(G1)
歌手・北島三郎氏の持ち馬としても話題を集めた国民的名馬。主に武豊騎手とのコンビでG1を7勝、当時の最多獲得賞金を更新するなど一時代を築きました。2021年にデビューした初年度産駒から東スポ杯2歳Sを勝ち、皐月賞、日本ダービーで2着に入ったイクイノックスが登場。自身も晩成だったように、今後は3歳夏以降に本格化する馬の登場も予想されます。
種牡馬成績
2018年より供用
2022年の3歳馬が初年度産駒

©上田美貴子
代表産駒
- ●イクイノックス:東スポ杯2歳S(G2)、日本ダービー(G1)2着、皐月賞(G1)2着
- ●ビジュノワール:2歳新馬、フェアリーS(G3)3着
- ●オディロン:JBC2歳優駿(Jpn3)4着、鷹取特別2着
- ●ブラックブロッサム:信夫山特別、大寒桜賞、京都新聞杯(G2)5着
- ●ガイアフォース:国東特別、あずさ賞2着
- ●ジャスティンスカイ:フリージア賞
母の父 BROODMARE SIRE Bluegrass Cat
競走成績:11戦5勝
ハスケル招待H(G1)、レムゼンS(G2)、ナシュアS(G3)
いとこにケンタッキーダービー馬Super Saverがいる名牝系の出身で、ダート9Fの米G1レースを勝利。父としては南米で2頭、母の父としては米国で3頭と南米で1頭のG1馬を出しています。母の父にBluegrass Catを持つ日本産馬は全体的にダート寄りですが、芝の中距離馬も出ています。
母の父代表馬
- ●Sweet Loretta(父Tapit)スピナウェイS(G1)、ボーモントS(G3)、スカイラヴィルS(G3)
- ●Henley's Joy(父Kitten's Joy)ベルモントダービー(G1)、トランシルヴァニアS(G3)2着、バーボンS(G3)2着
- ●No Parole(父Violence)ウッディスティーヴンズS(G1)
- ●Niquense(父Constitution)チリセントレジャー(G1)、チリ2000ギニー(G1)3着
- ●Envoutante(父Uncle Mo)フォールズシティS(G2)2回、レミントンパークオークス(G3)
- ●Thatlookonyerface(父サマーバード)マリーンS(G3)
Point - 特徴と適性
着実に注目度が増しているキタサンブラック産駒の登場です。米国産の母はダートの重賞を2勝した実績馬で、近親にはG1競走を制したFriendly Michelle、重賞競走で好走を重ねるKathballuなどがいます。日本で繁殖入りしてからコンスタントに勝ち馬を送り出しており、本馬の半姉カンティプール(父オルフェーヴル)は今夏にダートと芝で勝利を挙げ、今後もマルチな活躍が期待される存在です。父は現3歳世代の初年度産駒から続々と素質馬を送り込んでいます。皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)ともに2着のイクイノックスは紛れもなくG1級の能力を示しており、今後大輪の花を咲かせる可能性も高そうです。他にも様々なカテゴリーで将来性を感じさせる素質馬が誕生しています。本馬は肌艶の良さが際立っており、ビロードを纏っているかのような上品なルックスの持ち主です。代謝の良さを体現しており、敏捷性の高さも強調材料といえるでしょう。芝のマイルが最適な印象で、桜舞う仁川の舞台を意識させられる好素材です。
Pedigree - 五代血統表

Family Line - 母系
