カレンシェリーメイの2018
父:ロードカナロア 母の父:ディープインパクト 鹿毛 2018年4月12日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:高昭牧場
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■美浦・斎藤誠厩舎予定
1口出資額:95,000円
父と母系の夢の競演。内に秘めた闘志を燃やし、短距離界を制圧
父 SIRE ロードカナロア
競走成績:19戦13勝(海外2勝)
香港スプリント(香G1)2回、スプリンターズS(G1)2回、高松宮記念(G1)、安田記念(G1)
日本の短距離界を席巻したうえ、香港スプリントも連覇して世界に名を轟かせたロードカナロア。豊かなスピードを産駒に伝え、初年度から勝鞍を量産しています。キングカメハメハの後継らしく、アーモンドアイ、サートゥルナーリアらがクラシックディスタンスでも卓越した能力を誇示。早くもポスト・ディープインパクトとの評価が定着しつつあるスーパーサイアーです。
種牡馬成績
2014年より供用
2017年JRAファーストシーズンサイアーチャンピオン
©上田美貴子
代表産駒
- ●アーモンドアイ:ジャパンC(G1)、オークス(G1)、桜花賞(G1)、秋華賞(G1)、ドバイターフ(首G1)、シンザン記念(G3)
- ●ステルヴィオ:マイルCS(G1)、スプリングS(G2)
- ●サートゥルナーリア:皐月賞(G1)、ホープフルS(G1)
- ●ダノンスマッシュ:シルクロードS(G3)、京阪杯(G3)
- ●ファンタジスト:京王杯2歳S(G2)、小倉2歳S(G3)
母の父 BROODMARE SIRE ディープインパクト
競走成績:14戦12勝
日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、皐月賞(G1)、菊花賞(G1)、天皇賞(春)(G1)、宝塚記念(G1)
稀代のスーパーホースであり、種牡馬としても日本競馬にとって至宝といえるディープインパクト。9世代続けてクラシックウィナーを輩出し、重賞勝ち馬は110頭に達しました。今夏に急逝したのが惜しまれますが、次世代を担うトップクラスの繁殖が揃っているだけに、母の父になっても着々と存在感を高めています。
母の父代表馬
- ●キセキ(父ルーラーシップ):菊花賞(G1)、ジャパンC(G1)2着、宝塚記念(G1)2着、大阪杯(G1)2着、天皇賞(秋)(G1)3着
- ●ファンタジスト(父ロードカナロア):京王杯2歳S(G2)、小倉2歳S(G3)、スプリングS(G2)2着
- ●ラストドラフト(父ノヴェリスト):京成杯(G3)
- ●ランフォザローゼス(父キングカメハメハ):青葉賞(G2)2着、京成杯(G3)2着
Point - 特徴と適性
昨年のセレクトセールの当歳セッションで購買した1頭です。当時は父の評価が現在ほど定まっておらず、セリの後にアーモンドアイ、ステルヴィオ、サートゥルナーリアがG1競走を制しているだけでなく、続々と重賞勝ち馬も誕生しているだけに、もし今年の上場だったならと仮定すると、さらに競り上がっていたことは容易に想像がつきます。母の姉には、父とも凌ぎを削りながら、短距離界のトップに君臨したカレンチャンがおり、非常に興味深い配合です。本馬は、現状コンパクトなつくりですが、成長力に富んだ血統背景の持ち主で、腰が高い体付きだけに、これから目を見張るような進化を遂げることでしょう。放牧地では瞬時にトップスピードに乗る加速力や脚力の高さを存分に披露しており、ロードカナロア×カレンチャンを誕生させた母系の組み合わせのイメージ通りに、将来はスプリンターとしての飛躍を見込んでいます。