ハッピーヴァリューの2018
父:サウスヴィグラス 母の父:ゼンノロブロイ 鹿毛 2018年4月7日生 牡
- ■生産地:新ひだか
- ■生産者:飛野牧場
- ■育成先:愛知ステーブル
- ■美浦・田島俊明厩舎予定
1口出資額:45,000円
勇ましく、先陣を切れ。父の誇りを胸に挑み続ける
父 SIRE サウスヴィグラス
競走成績:33戦16勝
JBCスプリント(G1)、根岸S(G3)2回、北海道スプリントC(G3)2回、クラスターC(G3)、かきつばた記念(G3)、黒船賞(G3)
スピード豊かなエンドスウィープの血を日本に定着させたサウスヴィグラス。昨年は5度目の地方リーディングサイアーに輝きました。JRAでもダート路線に強豪を量産。産駒は仕上がりが早い一方、7歳の引退レース(JBCスプリント)で頂点を極めた自身の競走生活と同様、息長く活躍するのも特長です。ラストクロップとなる現1歳からも大物が登場するでしょう。
種牡馬成績
2007年に産駒がデビュー
2012年、2015〜2018年NARリーディングサイアー
©(有)ホースバンク
代表産駒
- ●ヒガシウィルウィン:ジャパンDダービー(Jpn1)、浦和記念(Jpn2)2着
- ●ラブミーチャン:全日本2 歳優駿(Jpn1)、東京盃(Jpn2)、兵庫ジュニアGP(Jpn2)、東京スプリント競走(Jpn3)、クラスターC(Jpn3)
- ●コーリンベリー:JBCスプリント(Jpn1)、東京スプリント(Jpn3)、かきつばた記念(Jpn3)
- ●ナムラタイタン:武蔵野S(G3)、東海S(G2)2着、平安S(G3)3着、プロキオンS(G3)3着
- ●タイニーダンサー:関東オークス(Jpn2)、北海道2歳優駿(Jpn3)
母の父 BROODMARE SIRE ゼンノロブロイ
競走成績:20戦7勝
ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)、神戸新聞杯(G2)、青葉賞(G2)
サンデーサイレンスの後継ながら、軽さや瞬発力のみならず、パワーやスタミナに優れたゼンノロブロイ。ターフの本格派が多い一方、母ローミンレイチェルが米G1・バレリーナHを制した名牝だけに、ダート巧者も送り出しています。大レース向きの底力に富むだけに、ブルードメアサイアーとしても成績の向上は必至です。
母の父代表馬
- ●ハイランドピーク(父トーセンブライト):エルムS(G3)、マリーンS 2着
- ●パイオニアバイオ(父ルーラーシップ):フローラS(G2)2着
- ●ゴールドギア(父ロードカナロア):八雲特別
- ●ハッピーノリチャン(父サクラバクシンオー):吾妻小富士賞
- ●タイセイモナーク(父ルーラーシップ):ゆきやなぎ賞
Point - 特徴と適性
昨年のセレクトセールの当歳セッションで購買いたしました。これまで数多くのダートの強豪を送り出してきたサウスヴィグラスのラストクロップです。祖母ネームヴァリューはデビューから2連勝し、クラシック競走にも歩を進めましたが、地方競馬に移籍してからが祖母の真骨頂と言えます。最優秀ダートホースに輝き、種牡馬としても活躍したゴールドアリュールらの強豪が出走した帝王賞(G1)では果敢に逃げの手を打ち、牝馬ながら4馬身差の圧勝劇を演じるなど、当時の競馬ファンに大きな衝撃を与えました。このようにダートに特化した配合ということもあり、トモにははち切れんばかりの筋肉が備わっており、首差しから肩先にかけても力感にあふれるなど、血統のイメージ通りにダートでの活躍が期待できそうです。成長力豊かな血統背景であり、脚元にも不安や狂いがないだけに、将来は息長くダートの一線級で活躍してくれることを期待します。