グレンダロッホの2018
父:スウェプトオーヴァーボード 母の父:ディープインパクト 芦毛
2018年5月21日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:梅田牧場
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■美浦・菊沢隆徳厩舎予定
1口出資額:40,000円
競馬場に轟く白い閃光。歓喜のゴールへ唸る一撃
父 SIRE スウェプトオーヴァーボード
競走成績:20戦8勝
メトロポリタンH(米G1)、エインシェントタイトルH(米G1)、ハリウッドターフイクスプレスH(米G3)、サンミゲルS(米G3)
エンドスウィープの後継らしく、豊かなスピードを伝えるスウェプトオーヴァーボード。レッドファルクス(スプリンターズS2回)をはじめ、芝戦線にスプリンターを量産する一方、オメガパフューム(東京大賞典、帝王賞)などダートを得意とする産駒も多く、昨年JRA通算400勝を超えました。ラストクロップとなる現1歳の信頼度も決して揺るぎません。
種牡馬成績
2003年より日本にて種牡馬入り
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●レッドファルクス:スプリンターズS(G1)2回、京王杯スプリングC(G2)、CBC賞(G3)
- ●オメガパフューム:東京大賞典(G1)、帝王賞(Jpn1)、シリウスS(G3)
- ●パドトロワ:函館スプリントS(G3)、キーンランドC(G3)、アイビスサマーダッシュ(G3)
- ●リッジマン:ステイヤーズS(G2)、ダイヤモンドS(G3)2着
母の父 BROODMARE SIRE ディープインパクト
競走成績:14戦12勝
日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、皐月賞(G1)、菊花賞(G1)、天皇賞(春)(G1)、宝塚記念(G1)
稀代のスーパーホースであり、種牡馬としても日本競馬にとって至宝といえるディープインパクト。9世代続けてクラシックウィナーを輩出し、重賞勝ち馬は110頭に達しました。今夏に急逝したのが惜しまれますが、次世代を担うトップクラスの繁殖が揃っているだけに、母の父になっても着々と存在感を高めています。
母の父代表馬
- ●キセキ(父ルーラーシップ):菊花賞(G1)、ジャパンC(G1)2着、宝塚記念(G1)2着、大阪杯(G1)2着、天皇賞(秋)(G1)3着
- ●ファンタジスト(父ロードカナロア):京王杯2歳S(G2)、小倉2歳S(G3)、スプリングS(G2)2着
- ●ラストドラフト(父ノヴェリスト):京成杯(G3)
- ●ランフォザローゼス(父キングカメハメハ):青葉賞(G2)2着、京成杯(G3)2着
Point - 特徴と適性
父スウェプトオーヴァーボードは2017年11月にこの世を去っているため、この世代がラストクロップということになります。鋭い決め手を武器にスプリンターズS(G1)を連覇したレッドファルクスをはじめ、パドトロワ、アーバンストリートといった重賞ウィナーを送り、現役ではオメガパフューム、リッジマンが一線級で活躍中です。祖母ララアは米国のG1馬で、引退後は日本で繁殖入りし、産駒の活躍により評価は上昇しています。サラスが今年のマーメイドS(G3)を制して重賞ウィナーとなり、セラピアは1戦1勝ながら重賞で1番人気に推された逸材です。折り合いを欠いたことで敗れはしましたが、今後の活躍が見込まれています。本馬は初仔ながら、母が大型馬ということもあり、ひ弱さは一切感じさせません。体付きや遅生まれということを加味すると、1年後には逞しい姿に成長を遂げていることでしょう。スピード、パワーを兼備している印象で、芝・ダートを問わずオールマイティーな活躍を期待しています。