エバーブロッサムの2020
父:ロードカナロア 母の父:ディープインパクト 鹿毛 2020年2月22日生 牡
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
- ■栗東・矢作芳人厩舎予定
1口価格:70,000円
目指すは母が果たせなかったG1制覇。大舞台で逞しく咲き誇れ
父 SIRE ロードカナロア
競走成績:19戦13勝(海外2勝)
香港スプリント(G1)2回、スプリンターズS(G1)2回、高松宮記念(G1)、安田記念(G1)
日本の短距離界を席巻したうえ、香港スプリントも連覇して世界に名を轟かせたロードカナロア。豊かなスピードを産駒に伝え、勝鞍を量産しています。キングカメハメハの後継だけに、オールマイティーな個性。クラシックディスタンスでの成功例も枚挙にいとまがありません。ポスト・ディープインパクトの筆頭格であり、昨年よりリーディングの2位を堅持しています。
種牡馬成績
2014年より供用
4年連続のJRA年間100勝を達成。2020年総合&JRAサイアーランキング第2位
©上田美貴子
代表産駒
- ●アーモンドアイ:ジャパンC(G1)2回、ドバイターフ(G1)、オークス(G1)、天皇賞(秋)(G1)2回、桜花賞(G1)、秋華賞(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)
- ●サートゥルナーリア:皐月賞(G1)、ホープフルS(G1)、金鯱賞(G2)、神戸新聞杯(G2)
- ●ステルヴィオ:マイルCS(G1)、スプリングS(G2)、朝日杯FS(G1)2着
- ●ダノンスマッシュ:香港スプリント(G1)、高松宮記念(G1)、セントウルS(G2)、京王杯スプリングC(G2)、オーシャンS(G3)、シルクロードS(G3)
母の父 BROODMARE SIRE ディープインパクト
競走成績:14戦12勝
日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、皐月賞(G1)、菊花賞(G1)、天皇賞(春)(G1)、宝塚記念(G1)
稀代のスーパーホースであり、種牡馬としても日本競馬を牽引したディープインパクト。前9年に続き、今シーズンもリーディングの1位を独走しています。次世代を担う超一流の繁殖が揃っているだけに、母の父としても既に重賞を12勝。本年はJRAランキングを2位まで押し上げ、早くもトップの座が視界に入ってきました。
母の父代表馬
- ●キセキ(父ルーラーシップ):菊花賞(G1)、ジャパンC(G1)2着、宝塚記念(G1)2着2回、大阪杯(G1)2着、天皇賞(秋)(G1)3着
- ●アリストテレス(父エピファネイア):AJCC(G2)、菊花賞(G1)2着、天皇賞(春)(G1)4着
- ●ステラヴェローチェ(父バゴ):サウジアラビアRC(G3)、日本ダービー(G1)3着、皐月賞(G1)3着
- ●ファンタジスト(父ロードカナロア):京王杯2歳S(G2)、小倉2歳S(G3)、セントウルS(G2)2着、スプリングS(G2)2着
Point - 特徴と適性
本馬も本年のセレクトセールでの購買馬です。父ロードカナロアについては、エルパンドールの2020とオールプリュネルの2020もご参照ください。父は、パンデリングの2020の叔母にあたるアーモンドアイの他にもサートゥルナーリア、ステルヴィオ、ダノンスマッシュなど、様々なカテゴリーでG1馬を送っています。今後もその勢力図は拡大し続けることでしょう。母は現役時代の勝鞍は1勝にとどまりましたが、G1級の能力を秘めていた1頭です。フラワーC(G3)では強烈な末脚を発揮しながらハナ差の2着に惜敗。続くフローラS(G2)ではデニムアンドルビーとの競り合いに敗れはしましたが、次走のオークス(G1)では同馬に借りを返しての2着と、勝ち切れなくとも決め手と底力を発揮して大舞台で活躍しました。母の姉エイジアンウインズは最強牝馬とも呼ばれたウオッカを退けてG1ホースの称号を手にしており、奥深い血統背景の持ち主と言えるでしょう。本馬も両親の良さを引き継いでおり、クッション性が抜群で迫力に満ちた動きに目を奪われます。矢作芳人調教師も「自分の好きなタイプの馬なので、是非預託していただきたい」と、購買直後に志願していただきました。本馬はマイル〜中距離路線での活躍を見込んでおり、同じくトップトレーナーの元で、パンデリングの2020と切磋琢磨しながらクラシック戦線での活躍も期待したい逸材です。