エルパンドールの2020
父:ロードカナロア 母の父:ネオユニヴァース 黒鹿毛 2020年2月15日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:杵臼牧場
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■美浦・伊藤圭三厩舎予定
1口価格:100,000円
活躍馬が続々と誕生の活気あふれる牝系。秘めたる無限の可能性
父 SIRE ロードカナロア
競走成績:19戦13勝(海外2勝)
香港スプリント(G1)2回、スプリンターズS(G1)2回、高松宮記念(G1)、安田記念(G1)
日本の短距離界を席巻したうえ、香港スプリントも連覇して世界に名を轟かせたロードカナロア。豊かなスピードを産駒に伝え、勝鞍を量産しています。キングカメハメハの後継だけに、オールマイティーな個性。クラシックディスタンスでの成功例も枚挙にいとまがありません。ポスト・ディープインパクトの筆頭格であり、昨年よりリーディングの2位を堅持しています。
種牡馬成績
2014年より供用
4年連続のJRA年間100勝を達成。2020年総合&JRAサイアーランキング第2位
©上田美貴子
代表産駒
- ●アーモンドアイ:ジャパンC(G1)2回、ドバイターフ(G1)、オークス(G1)、天皇賞(秋)(G1)2回、桜花賞(G1)、秋華賞(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)
- ●サートゥルナーリア:皐月賞(G1)、ホープフルS(G1)、金鯱賞(G2)、神戸新聞杯(G2)
- ●ステルヴィオ:マイルCS(G1)、スプリングS(G2)、朝日杯FS(G1)2着
- ●ダノンスマッシュ:香港スプリント(G1)、高松宮記念(G1)、セントウルS(G2)、京王杯スプリングC(G2)、オーシャンS(G3)、シルクロードS(G3)
母の父 BROODMARE SIRE ネオユニヴァース
競走成績:13戦7勝
日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)、産経大阪杯(G2)、スプリングS(G2)、きさらぎ賞(G3)、菊花賞(G1)3着
2世代目の産駒より2頭のクラシックホースを送ったうえ、ヴィクトワールピサが世界へも名を轟かせたネオユニヴァース。ブルードメアサイアーになっても大レースに強く、2頭がG1ウィナーに輝きました。2018年にランキングを11位まで上げてからも、ランキングは安定したまま推移しています。
母の父代表馬
- ●アエロリット(父クロフネ):NHKマイルC(G1)、毎日王冠(G2)、クイーンS(G3)、安田記念(G1)2着2回、天皇賞(秋)(G1)3着
- ●ルヴァンスレーヴ(父シンボリクリスエス):チャンピオンズC(G1)、南部杯(Jpn1)、ジャパンDダービー(Jpn1)、全日本2歳優駿(Jpn1)、ユニコーンS(G3)
- ●コズミックフォース(父キングカメハメハ):プリンシパルS(L)、日本ダービー(G1)3着、京成杯(G3)2着
- ●ジョーカナチャン(父ロードカナロア):アイビスサマーD(G3)、淀短距離S(L)2着
Point - 特徴と適性
2020年のセレクトセール・当歳セッションで落札しました。父ロードカナロアについてはエバーブロッサムの2020とオールプリュネルの2020もご参照ください。現役時に19戦13勝という圧倒的な戦績を残し、香港スプリント(G1)を連覇するなど、スピードに長け、類稀な身体能力を武器に活躍しました。主戦場は芝1200m戦でしたが、東京の芝1600mが舞台の安田記念(G1)も制しており、スピードだけではなく、一定のスタミナや底力があるということも誇示し、種牡馬としての評価を一段と高めています。母系に目を転じると、名牝ダイナフェアリーの名も浮かび上がる、高貴な一族の出身です。全姉の産駒にはダート界のチャンピオンホース・ルヴァンスレーヴがおり、他にもチュウワウィザード、アイアンテーラーなど、一族はダートでの活躍馬が多く誕生しています。父と母の父ネオユニヴァースの組み合わせはまだ数が少ないながらも、アイビスサマーダッシュ(G3)を制したジョーカナチャン、現役ではグランデマーレが6戦4勝でオープン入りを果たしており、さらなる飛躍を遂げることでしょう。迫力に富んだ動きや血統背景から、本馬もダートでの活躍が想起されますが、管理予定の伊藤圭三調教師は、父産駒のゴールドギアを芝の中〜長距離戦線でオープンクラスへと導いており、師の手腕にも大きな期待がかかります。