オールプリュネルの2020
父:ロードカナロア 母の父:ステイゴールド 鹿毛 2020年4月28日生 牝
- ■生産地:新ひだか
- ■生産者:前川勝春
- ■育成先:愛知ステーブル
- ■栗東・松下武士厩舎予定
1口価格:95,000円
可憐な瞳が見つめる先は桜の夢舞台。栄光に向かって華麗に煌めく
父 SIRE ロードカナロア
競走成績:19戦13勝(海外2勝)
香港スプリント(G1)2回、スプリンターズS(G1)2回、高松宮記念(G1)、安田記念(G1)
日本の短距離界を席巻したうえ、香港スプリントも連覇して世界に名を轟かせたロードカナロア。豊かなスピードを産駒に伝え、勝鞍を量産しています。キングカメハメハの後継だけに、オールマイティーな個性。クラシックディスタンスでの成功例も枚挙にいとまがありません。ポスト・ディープインパクトの筆頭格であり、昨年よりリーディングの2位を堅持しています。
種牡馬成績
2014年より供用
4年連続のJRA年間100勝を達成。2020年総合&JRAサイアーランキング第2位
©上田美貴子
代表産駒
- ●アーモンドアイ:ジャパンC(G1)2回、ドバイターフ(G1)、オークス(G1)、天皇賞(秋)(G1)2回、桜花賞(G1)、秋華賞(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)
- ●サートゥルナーリア:皐月賞(G1)、ホープフルS(G1)、金鯱賞(G2)、神戸新聞杯(G2)
- ●ステルヴィオ:マイルCS(G1)、スプリングS(G2)、朝日杯FS(G1)2着
- ●ダノンスマッシュ:香港スプリント(G1)、高松宮記念(G1)、セントウルS(G2)、京王杯スプリングC(G2)、オーシャンS(G3)、シルクロードS(G3)
母の父 BROODMARE SIRE ステイゴールド
競走成績:50戦7勝(海外2勝)
香港ヴァーズ(G1)、ドバイシーマクラシック(G2)、日経新春杯(G2)、目黒記念(G2)、天皇賞(秋)(G1)2着2回、天皇賞(春)(G1)2着
ドバイシーマクラシックや香港ヴァーズを制した底力を伝え、種牡馬として大成功したステイゴールド。12頭ものG1ウィナーを輩出しています。ブルードメアサイアーとしても存在感を高めつつあり、リーディングの順位は着実に上昇中。短距離やダート界へも一流馬を輩出し、オールマイティーな強さを発揮しています。
母の父代表馬
- ●ライオンボス(父バトルプラン):アイビスサマーD(G3)、同2着2回、韋駄天S(OP)2回、邁進特別
- ●クリスマス(父バゴ):函館2歳S(G3)、UHB賞(OP)、オーシャンS(G3)3着、函館スプリントS(G3)3着
- ●アランバローズ(父ヘニーヒューズ):全日本2歳優駿(Jpn1)、東京ダービー、ハイセイコー記念、ゴールドジュニア
- ●ブラックバゴ(父バゴ):アンドロメダS(OP)、五稜郭S、ホープフルS(G2)3着、京成杯(G3)2着
- ●キボウノダイチ(父バゴ):ラジオNIKKEI賞(G3)3着、千両賞2着、鹿野山特別3着
Point - 特徴と適性
父のロードカナロアについてはエバーブロッサムの2020とエルパンドールの2020もご参照ください。アーモンドアイをはじめとする幾多の名馬を送り出してきた父ですが、勢いはとどまることを知らず、現2歳世代も既に6頭が新馬戦を快勝しており、そのいずれもが高い将来性を予感させる内容でした。勝ちパターンの相手を豪快に差し切ったダノンスコーピオン、早くも来年の桜花賞(G1)の有力候補との呼び声も聞かれるステルナティーアなど、実に中身の濃い走りを披露しています。母の全兄には宝塚記念(G1)を制したナカヤマフェスタがおり、同馬は凱旋門賞(G1)で勝ち馬にアタマ差で惜敗しましたが、国内外から喝采を浴びました。「日本馬で最も凱旋門賞に近づいた馬」と評する声も多く、牡馬としてはそれほど大きくはなかったものの、類稀な底力を秘めていた1頭です。本馬はしなやかさに加え、力強さを兼備しており、脚捌きは軽快ながら一歩一歩の踏み込みがとても力強く、非力さはまったく感じさせません。まずは阪神競馬場で行われる2つのG1競走が視野に入りますが、そのうちのひとつである阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)をレシステンシアで制している若き指揮官の後押しも心強い強調材料です。